仕上げ方法
厳しい公差を満たし、精密用途の要件を達成するために、セラミック部品の仕上げが必要になることがよくあります。クアーズテックは、成形、コーティング、組み立て、その他の特殊な方法を含む、多様な仕上げとコーティングのオプションを提供しています。クアーズテックが製造する各部品は、お客様の仕様に合わせてカスタマイズされます。
仕上げ
機械加工
製品形状の中には、成形工程で形成することが困難なものもあり、多くの場合、追加加工が必要になります。これは、研削、レーザー切断、ラッピング、タンブリング、研磨によって行うことができます。
研削加工は、精密な公差を得るための優れた方法です。当社では様々な種類の研削加工機を使用しています。
遊離砥粒を用いた加工プロセスは、平坦な部品を得るために不可欠です。当社は、加工表面の平面度0.6-0.9ミクロン(ヘリウムライトバンド2-3)のプロセスを提供しています。
レーザー加工やウォータージェット加工は、複雑な形状の加工に用いられます。典型的には基板等を複雑な形状に切り抜きます。
クアーズテックは、世界中に1,000台以上の加工機を持ち、顧客にサービスを提供しています。

組み立て:ろう付け、接着、その他
一般的な組み立ての方法は、ろう付けと接着です。
ろう付けは、2つの部品間に薄く均一な接合部を形成することで、セラミックを金属に接合します。また、組み立ては、特殊な接着剤やエポキシ、化学的結合、はんだ付け、ネジやボルトのような機械組立によっても、行うことができます。
しまりばめは、セラミック部品と金属部品の組立などに使用されます。セラミック部品と金属部品などをはめ合わせるような場合、通常は焼きはめと言われる、金属とセラミックの熱膨張が異なることを利用し、高温でできるクリアランスにより組み立てを行い、冷却後、適切にはめ合わせることができます。
従来の方法では成形できない、あまりにも複雑な形状のセラミック部品の中には、2つ以上のセラミック部品を共に焼結して1つの完成した部品を作製できるものもあります。これにより、部品内の気密を備えた単一の部品を作製することが可能になり、接合部がほとんど分からない部品を作ることができます。
コーティング
セラミックコーティングは多くの用途に有用であり、一般に、電気絶縁性の向上、耐食性の向上、純度の向上など、強化された、あるいは特殊な材料特性を提供します。以下に挙げたコーティングに加えて、化学気相堆積(CVD)も考慮する必要があります。ただし、CVDは特殊な成形とコーティングの両方のプロセスに用いられます。CVDについての詳細はこちらをご覧ください。
メタライジング
メタライジングは、セラミック部品の表面に金属ペーストの薄い層を塗布した後、焼成して、金属とセラミックスを接合します。金属層は、ろう付けに適した組成の金属でめっきされます。
メタライゼーションは、アンテナ、X線管、電子回路基板に使用されます。
グレージング
グレージングは、セラミック部品にガラス膜を被せるために使用されます。これは、ほこりや汚れに強い仕上げを実現するためによく使用されます。
この仕上げ方法は、電気絶縁体部品のような屋外の産業アプリケーションで使用されます。

プラズマ溶射
プラズマ溶射によるコーティングは、高い耐食性を要する半導体向けに使用されます。これらのコーティングは、乾燥粉末銃を使用して、非常に高温のイオン化ガス環境を通してセラミック粉末を噴霧します。粉末は溶けて、部品の表面に当たり、瞬時に固化します。
抵抗性/導電性コーティング
抵抗性あるいは導電性コーティングは、強度やその他の機械的特性を損なうことなく、部品の電気特性を制御します。また、抵抗や導電特性を制御するように調整することもできます。本コーティングは、X線/XRF/XRD等の静電気が問題となるアプリケーションに用いられます。
関連情報
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